お針箱まわり
by chloe_patricia
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30


2009年 第十月曜日

 絹糸かがりの指ぬきを作り始めて1年以上経ちましたが、これはこうあるべきと固定観念にとらわれていると最近感じています。指ぬきの作り方の本を購入して作り始めたのですが、自分なりに色々改良して作っていると思っていたのですが、もっと柔軟に考えて作っていきたいと思います。
 以前お話していたように、アメリカのYahoo Groupの指ぬきの会に誘われて参加したのですが、大変ためになります。技術的なことではありません。大半は手まりを作られる方なので、初めての作品でもかなり完成度の高いものを作られますが、模様などについてはまだまだです。けれどもわたくしが当たり前と思っていることについて、素朴な疑問をもたれるのです。
 たとえば土台の芯は紙で無いといけないのか?もちろん紙である必要はありません。昔々に絹糸かがりの指ぬきが作り始められた頃に、手近にある素材ということで紙が選ばれただけだと思います。皆さんステンシルの型紙を作るプラスチックの薄板や細いペットボトル容器を切ったものを試されています。容器はきれいに切るのが難しいとおっしゃっていますが、なかなか良い着眼だと思いました。またクッション材として真綿を使っていますが、真綿以外を使っても問題は無いはずです。確かに真綿は扱いやすいですが、真綿で無いとできないというものではありません。特に実用品としての指ぬき以外を作る場合、それも大型のものを作る時には最近わたくしは綿のキルト芯を使い始めました。以前から均一に薄く仕上がるので指輪には使っていたのですが、ふっくらと中央をふくらませた仕上がりにしたい時も2重に巻いて使っています。
 昔ながらの作り方から逸脱するのはいけないことでしょうか。そもともバイアステープや紙を留めるのにセロテープを使うことも昔ながらの作り方からの逸脱ではないでしょうか。江戸時代にはセロテープはありませんでした。実用品としての指ぬきを使うことがほとんど無い現在、新しい素材を試してみるのも良いのではないでしょうか。
[PR]
by chloe_patricia | 2009-03-09 22:31 | ゆびぬき
<< 2009年 第十一土曜日 2009年 第十木曜日 >>