お針箱まわり
by chloe_patricia
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カテゴリ:読書( 30 )

2010年 第四十八金曜日

 今まで何度もお話しているように、本は基本的に電子書籍で読みます。初めて導入された当初は本のジャンルに極端に偏りがあり、ほとんどマンガしかない状態でした。昨今はアマゾンのkindle参入予定ということもあって、出版社や書店が色々考え始めたようで文芸書なども電子化され始めているようです。また海賊版が問題になったことも記憶に新しいことでしょう。
 日本の電子書籍の主流がどのフォーマットになるかはわかりませんが、早く勝敗がついて規格統一というわけではありませんが、主流が何なのかが早く決まるとよいですね。わたくしが長らく愛用していたMicrosoft Readerが負け組みになったようで、最近はあまりこのフォーマットの本を見かけません。と言うことで9月にkindleを購入したのですが、その時に検討したリーダーのひとつにソニーのReaderがありました。日本製なら不具合なども対処するのが簡単だと思ったのですが、残念ながらその時点では日本では販売されていませんでした。(逆)輸入も不可でした。
 ところがそのReaderがついに日本でも販売されるのです。ソニーからのニュースレターで知ったのですが、発売を記念してモニタープレゼントをソニーストアで実施しています。リンク先はソニーストアです。応募できるのはストアメンバー限定のようですが、興味のある方はどうぞ。
 実際に商品のページをご覧になればお分かりになりますが、不思議なことに読める本のフォーマットについては何も触れられていないのです。専用フォーマット以外は駄目なら残念です。
 もっと不思議なのが専用の書店は12月にオープンします。そもそも書店が無いのに、リーダーだけ先に発売するのはおかしいと思われませんか。こんなに沢山の本を扱っている書店があるからうちのリーダーを買ってください、と言うのでない限り購入する方がいらっしゃるとは思えませんでしょう。
 実際に何が読めるのかはわかりませんがモニターに応募しました。アメリカ版のReaderではePubとeReaderが読めるはずです。日本版も同じだと良いのですが。
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by chloe_patricia | 2010-11-26 23:52 | 読書

2010年 第十土曜日

 フランスの裁縫用具の会社にサジューとものがありました。倒産したのか低迷なだけだったのかはわかりませんが、世の中から姿を消したらしいのですが最近復活した模様。アクリル製の真珠母貝風の握りの手芸鋏などが日本にも入っているようですから、ご存知の方も多いでしょう。詳細は存じませんので、会社自体は復活していなくてもしかしたら製品だけ復刻品をどこか別のところが作っているのかもしれません。
 そのサジューが扱っていた商品および、フランスのアンティーク手芸品をまとめた本を図書館で借りました。「サジューのお裁縫箱」という題名のほとんどが写真という本です。著者はフレデリック・クレスタン=ビエという方でフランス語からの翻訳本です。日本語がちょっとこなれていない部分がありますが、手芸用品や工芸品がお好きな方ならきっと楽しんでみていただけると思います。「見ていただける」で「読んでいただける」でないところにご注意。写真が主で、読むところはそれほどないのです。
 アマゾンでおすすめとして出てきたのがきっかけでした。正直言って初めは期待していなかったのです。日本の本によくありがちな雰囲気だけを演出した物ではないかと軽く思っていたら大間違いでした。副題に「見ているだけでしあわせになれるフランスのアンティーク手芸用品」とありますが、本物のアンティークもたくさん掲載されています。中古ではなく骨董です。日本語の「アンティーク」という言葉が昨今乱用、誤用されているのはかなしいことですが、この本の掲載品は本物。もちろん大量生産時代のもの、特に糸や糸巻きカードなどは作られた時代が比較的最近ですから、これらは別ですけれど。
 素敵な物はいくつも掲載されていますが、鋏が素晴らしいです。15世紀やそのほかの時代(お恥ずかしいことですがフランスの歴史は疎いもので、シャルル10世といわれてもいつのことかわかりません)工芸品の鋏も素敵ですが、飾りのない「刃物」として並んでいる写真が見事です。そのほかテープメジャーのケースや針山など、実物を見てみたいと思わせるものばかり。写真ではなく、精緻なイラストのボンマルシェの広告カタログも素敵です。
 買ってなんどか読み返したい思うほどではありませんが、ちょっと心ひかれる本です。スペースの関係上できるだけ紙の本は増やさないことにしていますので、また見たくなったら図書館にお世話になることにします。
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by chloe_patricia | 2010-03-06 12:38 | 読書

2009年 第十三月曜日

 なんとなく気が乗らなくて、と思っていたら一週間以上更新しておりませんでした。その間見に来てくださった皆様、ありがとうございます。
 さて、先日何かで読んだのですが、日本人の読書時間はかなり少ないそうです。わたくしは娯楽としてしか読みませんが、読書は楽しい事と思っています。でもこれは少数派なのでしょうか。だとしたら悲しいですね。文字を読みながらそれを自分の中で映像化するのが娯楽の読書だと思っています。この映像化が想像力なのですよね。本を読まないと、想像力、応用力が落ちると思うのですけれど。
 先ほどの調査対象の国、30カ国位の中で中くらいの成績だった(と思います)アメリカでは新聞にベストセラーが発表されます。有名なのはニューヨークタイムズです。このベストセラーリストに載った作品が、わたくし愛用のfictionwise.comで1冊9.95ドルのセール価格で販売されています。ハードカバーで出版されたものは20ドルから25ドルしますから破格のお値段です。もっともペーパーバックの本はもともと9.95セントもしませんからご利益はありません。基本的にペーパーバックになってから読むことにしているのですが、時々ハードカバーでもあえて購入する本もあります。ペーパーバックになるまでの半年から1年(時にはそれ以上かかる場合もあります)が待てないのです。待ちきれずに買ったハードカバーの本が3冊NYTのリストにまだ載っているためセールになっています。しばらく前に買ったのですが、読んだのはごく最近です。先週に読み終えたものもあります。こういう時はとても悲しいですよね。日本でも翻訳本が出ているJ.D.RobbのIn Deathシリーズの最新刊は2月に発売された時確かハードカバー価格から30%オフで購入したはずですが、今なら実質4.23ドルです。日本の本はどうしてセールしてはいけないのでしょうね。不思議です。
 いつものようにfictionwise.comで検索していただいて、トップページの右側にNYT Bestseller Sale!というのがありますので、そこから一覧に行けます。ちなみにその上にあるFree Harlequin Titles!というところからは、ハーレクインロマンスが何冊か無料でダウンロードできます。ご興味のある方はどうぞ。
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by chloe_patricia | 2009-03-30 23:42 | 読書

2009年 第十一土曜日

 最近本についてお話しておりませんでしたけれど、わたくしが愛用している例のfictionwiseがBarnes & Nobleに買い取られてしまいました。昨年秋からとにかくセールを乱発していましたし、きっと売上げが減っているのだろうと推測はしておりましたが、売りに出ていたとは。買収されたからと言って、わたくしたちには直接何も影響はなさそうです。アメリカの会社はよく資本が変わりますからね。
 今買収の影響はないと申しあげましたが、実は「新しいボスにいいところを見せるためのセール」をしていました。10%引きです。ご興味のある方はどうぞ。わたくしはアフィリエイトをしておりませんので、お手数ですがご自分でwww.fictionwise.comへ移動してください。
 以前買ってまだ読んでいない本が何冊かまだ残っていますし、それに4月にはずっと待っていた本が何冊かようやく発売される予定です。早く読まないといけないのですが、色々ばたばたとしていて一向に進みません。本を読んでいないのに、レンタルDVDでナルニア国物語の第二話を見ました。ちょっとがっかりしました。大昔に読んだきりなので断言はできませんが、原作とイメージがちょっと違うような気がします。黄金の羅針盤でも感じたことですが、ファンタジーの映像化は大変難しいですね。
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by chloe_patricia | 2009-03-14 22:12 | 読書

2008年 第五十土曜日

 アメリカの車屋さんへの政府からの援助が決まらなかったので経済状態は一層不安定になりました。円高が一層進み、輸出産業が大打撃から立ち直れない状態の日本も、円高還元や海外旅行がお得などと悠長なことを言っている場合ではありません。
 と言っても、一般人が何をどうしようとどうなるものでもありませんから、この状況を目いっぱい有利に乗り切るしかありません。というわけでまたセールのご案内です。おなじみfictionwise.comでは(また)セールをしています。12月14日までの限定でマルチフォーマットは40%引き、セキュアフォーマットは40%キックバックです。15日以降は割引率が悪くなりますので、お買物の予定のある方はお早めにどうぞ。また今回はクレジットカード以外にもマクロペイでもお支払できます。
 国内のインターネットショッピングでも為替相場の変動を販売価格にこまめに反映させているオンライ書店のamazon.co.jpでも洋書の価格がまた下がりました。相場と同じでいつが底値になるのかは自分で見極めないといけませんが、こちらも買い時ではないでしょうか。
 本以外でもアメリカ通販サイトではいろいろなところでセールをしています。こまめに見ているとなかなか良いお買い物ができることがあります。今なら年内に届くかぎりぎりのところでしょう。ただし関税のことをお忘れなく。
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by chloe_patricia | 2008-12-13 17:07 | 読書

2008年 第五十水曜日

 とあるブログで紹介されていた本なのですが、The Subversive Stitch(Rozsika Parker, The Women's Press Ltd)を探しています。初版が1984年ですが絶版になっていて中古書店かオークションでしか入手できないようです。買おうかどうしようか思案中。

 Ma petite mercerie(Veronique Maillard, Mango pratique)は前から気になっていた本です。クロスステッチの本をいくつも出されている方の本ですが、これは刺繍に限らず手芸一般についての本です。表紙が素敵。ユーロが少し前のドル並みの相場になっているので買い時だとは思うのですが、決断できません。

 Laura Ashleyの内装の本をブックオフで見つけました。お決まりのインテリアの紹介の他に、スリップカバーやその他いろいろ、布を使った室内装飾の簡単な作り方説明付きです。買うほどではないかも知れませんが、ちょっと気になる本です。
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by chloe_patricia | 2008-12-10 19:42 | 読書

2008年 第四十九金曜日

 極力紙の本は買わないようにしているため、たいていは図書館のお世話になっているのですが、洋書の場合はどうしようもありません。仕方がないので自前で買った本の一つです。"Creative Smocking: Contemporary Design, Traditional Techniques "、スモッキングの本です。表紙の作品に惹かれて買ったものです。ジャンプ先はamazon.co.jpですのでご覧ください。作ってみたくなるでしょう。通常の取り扱いがなく、マーケットプレイスのみでの扱いとなっています。ただこの本はスモッキングの初心者用の入門書ではないのでご注意ください。手とり足とり、ステップバイステップという本ではありません。今年こそクリスマスに表紙のバーブルを作ろうと思っているのですが、今年ものがしてしまいそうです。楕円のボールで作って、イースターのたまごにするというのも一つの手ですけれど...
 もう一つご紹介したいのが「青木和子のふしぎなニードルワーク」です。こちらもジャンプ先はamazon.co.jpです。通常新品販売の他に中古のマーケットプレイスもあります。おしゃれ工房の表紙を担当されていたミックストメディア作家の方の作品集です。いくつか作り方付きのものも掲載されていますが、大部分が作り方説明とも言えないほどの説明だけですので、掲載写真通りのものを作るのはなかなか難しいでしょう。紙の本を買わない主義ですので、この本も一度図書館で借りた後に、やはり手元に置きたいので購入しました。いわば厳選された本ですね。 :) ただオブジェとして作られたものがほとんどですので、使われている技法は実用品向きとは言えません。アップリケがたくさん用いられていますが、切りっぱなしのオーガンジーを接着剤で貼り付けたりと耐久性に問題があります。またミシン刺繍を多用されていますので、この点も注意。アイデアブックとして、見ていて楽しい本です。
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by chloe_patricia | 2008-12-05 15:07 | 読書

2008年 第四十八月曜日

 ハードカバー価格なので買おうかどうしようかと迷ったのですが、今回のブラックフライデーセールの前のニューヨークタイムズ・ベストセラーセールの時に結局買ったCharlaine Harris の"From Dead to Worse"を読み終えました。ご存知の方もいらっしゃるかも知れませんが、日本人が人工血液を発明したために吸血鬼が市民権を得たという仮想世界のファンタージーです。舞台はルイジアナ、日本ではみんなが忘れかけているハリケーン・カトリーナの被害が大き過ぎたために今回の事件は起こります。前作、前々作を受けてのストーリーですので単独で読むには不向きですが、勢いがありとてもよく書けています。シリーズ初期の本では、下敷きとまでは言いませんが、あの作家のあのシリーズを意識していると感じさせるものがありましたが、巻を重ねるにつれて独自のストーリー展開になってきました。
 MaryJanice Davidsonも吸血鬼シリーズを書いています。面白い設定ですがちょっとわたくしの好みではありません。2冊読んだところで続きを読むのをやめましたが、楽しく読める作品です。Laurell K. HamiltonのAnita Blakeシリーズはホラーとエロティカのどちらに分類するべきかが難しい作品です。最近はエロティカ色がより一層濃くなっているそうです。"Narcissus In Chains"まで読みましたが、この作品で読むのをやめました。昔は吸血鬼と言えばブラム・ストーカーで、そのあとずっと下火になっていたのに、比較的最近にアン・ライスの「インタビュー...」とその続編でまた再燃しましたね。でも今では吸血鬼の作品、もしくは作者を挙げるように言われても、アン・ライスの名前が出てくることは少なくなりました。相変わらず吸血鬼やその他のパラノーマル物はたくさん出版されているのに。もしかしてすでに古典化しているのかもしれません。移り変わりは激しいですものね。
 文学の世界にも流行りのテーマというものがあるそうです。名前は忘れましたが、有名作家の「作家を目指すあなたに」のような本の抜粋を読んだことがあるのですが、(活字を読むのは好きですが、わたくしは作家を目指しておりません)、今はやっているからと言ってそのテーマで書いても、かきあがった時から実際に本が店頭に並ぶまでに1年以上時間がかかるので、その時にまだそのテーマが人気があるかどうかはわからないから、今の売れ行きを目安に何を書くかを決めるのは意味がないとありました。ごもっとも!と思いながら読んでいました。出版社を探す必要のない作家の方が書きあがってから店頭に並ぶまで1年以上かかるとおっしゃっているのですから、実績のない方ならもっと時間がかかるのでしょうね。もっとも売れてる方だから販売促進キャンペーンなどの計画もあるのでそれだけかかるのかも知れませんけれど。
 読み返してみましたけれど、いつにもましてまとまりのない記事になってしまいました。お付き合いありがとうございます。
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by chloe_patricia | 2008-12-01 16:32 | 読書

2008年 第四十八日曜日

 感謝祭の次の金曜日をアメリカではブラックフライデーと呼ぶそうです。その日からクリスマス商戦が始まるという日なのだそうですが、今年まで知りませんでした。いたるところでブラックフライデーセールをしています。購買意欲が低下している証拠と思っております。
 さて、わたくしが本を購入しているいつものfictionwise.comですが、こちらでもセールをしています。クレジットカード清算に限りますが、購入額の40%キックバックがあります。セールは本日11月30日限りで終了します。東部標準時ですから日本より14時間遅れですので、まだ間に合います。ご興味がおありの方はどうぞ。お店にジャンプできるようにリンクを貼ろうかとも思ったのですが、皆様がアフィリエイトをしているのではと誤解されてもいけませんのでリンクはありません。検索エンジンでfictionwise.comとお調べください。
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by chloe_patricia | 2008-11-30 19:12 | 読書

2008年 第四十八金曜日

 久し振りに皆様にご紹介したいと思う本に出会いました。キャサリン・サムソン著の「東京に暮らす」(岩波文庫)です。著者は第二次世界大戦前に駐日英国大使館員のご主人と一緒に来日された方で、情勢が悪くなって帰国されるまでの数年間の東京での暮らしをまとめられた本の翻訳版です。原題は"Living in Tokyo"です。
 原作の初版が1937年です。外国人の目から見た古き良き日本の生活日誌です。翻訳者の大久保美春さんの文体も、外国人が異文化について述べているという感じがでていて自然です。まだ読み始めたところですが、ぜひとものお薦めの本です。
 翻訳本は作者が書いた本を翻訳者が異なった言語に訳して出版されたものです。内容が正確かどうかということはもちろん、文芸書の場合作者の文体が生かされているかどうかが非常に重要です。ハリー・ポッターのシリーズを原作で読んで途中で読むのを止めてしまったしまったわたくしですが、日本語訳を借りて読んだらなかなか歯切れの良い文体でした。ファンタジーの第一人者と言われるトールキンの指輪物語も原作は続きを読もうという気を起こさせないような作品です。売れている作品の続編3部作を、おそらく売れているからという理由で複数の翻訳者を使って出版されたものを読んだことがありますが、1巻目と2巻目と3巻目では主人公たちの個性がかなり異なっていました。フランスの有名シェフのアラン・デュカス氏の「シェフ、美食の大地をめぐる 」を読みましたが、翻訳に問題があると感じるのはおそらくわたくしだけではないと思います。翻訳されているのは大学の先生方らしいのですが、フランス語はお出来になっても、お料理についての知識が欠落していると感じました。特に気になったのが、食料品店を経営している方が新しいジャムを仕入れて売れなかったらどうしようか、と家族で話している場面です。売れなければ従業員で食べればよいなどと話しているのですが、その中で「揚げ物にすればよい」と言っています。「ジャム」を「揚げ物」にするというのは、原文どおりの訳でも、正しい日本語訳ではありません。おそらくベーニェをそのまま揚げ物とされたのだと思うのですが、辞書では揚げ物と訳されていても、この場面では揚げ菓子か、いっそのことジャムドーナツとされるべきでした。興味深い本なだけに、翻訳に問題があるのは非常に残念です。外国語を学んでいる人が増え、また日本語に翻訳される作品も増えていますが、質という点から見るとどうでしょうか。
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by chloe_patricia | 2008-11-28 16:32 | 読書