お針箱まわり
by chloe_patricia


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2008年 第九金曜日

 世間では次世代DVDの規格統一についていろいろ言われていますが、ほとんど録画しないわたくしには無関係なこと、と思っていたらレンタルDVDを利用していました。これからは新作映画やドラマが見られなくなってしまうかも。やっぱり困ってしまう...
 でもわたくしにとってDVDよりも重大な規格の問題はブックリーダーです。紙の本から電子書籍に切り替えてからはMicrosoft Readerを愛用してまいりましたが、最近になってMS Readerで発行されない大手出版社の大物作家の作品が出てきました。おまけに新しく買い替えたPDAではアクティベートできませんし。どうやらWindows Mobile 5に問題があるようです。マイクロソフト社はできると言っているのですが、実際にできない例が報告されているようです。わたくしもその中の一例。たいていのブックリーダーのソフトは無料でダウンロードできるので、とりあえずMobipocketを試してみようかなと考えていますが、お使いになっていらっしゃる方、使い勝手はいかがでしょうか。
 手持ちのPCやPDAにブックリーダーのソフトをダウンロードするのではなく、本しか読めないブックリーダーもありますよね。比較的最近ではamazon.のkindleとか。真剣に購入を検討したこともありますが、この手の物はわたくしが使っているPDAよりも概して大きいのです。またひとつのフォーマットにしか対応していないので、別のフォーマットの作品は読めません。それに何よりも、外国には発送しないという販売店がほとんどです。本は居住地にかかわらず(オンラインダウンロードですから当然ですが)販売するのに、外国に住んでいて英語の電子書籍を読みたい人はどうするのよ!!一人憤慨しております。
 電子書籍愛好家の皆さん、どうしていらっしゃいますか。
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by chloe_patricia | 2008-02-29 10:30 | 読書

2008年 第八月曜日

d0143662_1556461.jpg 加賀ゆびぬきに刺繍をするという第二弾ですが、前回
よりうまくいき、自分に学習能力があるとわかって安心
しております。今回のは桜に見えなくもないという出来で、
まずまずというところです。
 桜の季節にはまだ早いのですが、こういう小物を作って
いると、季節の先取りで気持ちはすっかり春です。
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by chloe_patricia | 2008-02-25 16:10 | ゆびぬき

2008年 第八金曜日

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 さしぬいの椿です。
 さしぬいはサテンステッチ、もしくはロング&ショートステッチというところのものです。
違いはステッチの端、つまり針が出て、針が下に下りたところに針目が空くので、それを目立たなくするために、上からさらに細い糸で繍います。化粧かけ、もしくはテリかけと
呼ばれるものだそうですが、きりおさえと同じでやればやるほど、ますますわたくしの
作品は汚くなりました。あぁ...
 花びらは内側にいくほど、特に花芯に近い部分はもっとすかした方が良いと先生方は
おっしゃいますが、その加減が難しい。以前蝶を繍った時もきっちり左右対称ではなく、
動きをもたせましょうと言われました。同じようなら誰でもできるとおっしゃいますが、
わたくしはその「誰でも」なんです、職人さんではありません。先生方は時々そのことを
お忘れになります。
 強弱をつけたり、破れを入れたり、すかしたりというは最も苦手とするものです。
ちょっと古いですがテトリス愛好家だったわたくしはテトリス同様にきっちりと詰めて
いきたいのです。冗談はさておき、「加減」というのは本当に難しいものです。
全体の出来上がりを思い浮かべながら、敢えて調和を乱す破れに春の刺繍クラスで
挑戦するつもりです。イメージは出来上がっているのですけれど、技術が
追い付かないのが難点です。
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by chloe_patricia | 2008-02-22 15:54 | 日本刺繍

2008年 第八木曜日

d0143662_15133914.jpg 本当はお見せするほどの
出来ではないのですが、
お初の刺繍の指ぬきです。
 わたくしの思考回路を
たどると、色糸で模様を
作り上げる指ぬきの次は、
当然無地に刺繍です。
 当然と大きくでましたが、
いつもの通りどんぶり
勘定で刺繍を始めたので
バランスに問題があります。
 また裏にまっすぐ針を
おろせないという事もあり、
かなり難航しました。
刺繍する面が糸を渡してあるだけの大変不安定な地です。そこに斜めに針を入れて斜めに針を出すわけですから、わたくしの技量では思い通りの形にできません。
 本当は桜にしたかったのですが、花びらの先が分かれている部分はとても表現できませんでした。桜はだめでも、花も葉の色も桃と言えないことはないので(桃にしては花びらの丸みが足りませんが)、花芯のしべをとじ糸で散俵にしようと大それた事を試みましたが見事失敗。仕方が無いので、さがら一粒で仕上げました。出来上がりは漠然とした花です。飛躍的に技量が伸びるわけは無いのでただの花しか出来ませんが、配置をもう少し考えてからもうひとつ作ってみるつもりです。
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by chloe_patricia | 2008-02-21 15:55 | ゆびぬき

2008年 第八火曜日

 久し振りの日本語の本ですが、「旧かなづかひで書く日本語」といふ本を読みました。(萩野貞樹著、幻冬舎新書)「こんにちわ」と書かれているものを目にすることも多いこの頃、大変興味深く読める本です。言葉に係わる仕事をしている身として、もっと勉強しなくてはと考えさせられました。
 世代が変わってきたというのでしょうか、わたくしたちは間違いであると教えられた「ら抜き言葉」は当たり前、印刷物でも見かけるようになっています。また「食べる」という言葉は実際の動作をする人が誰であれ、謙譲語の「いただく」が使われています。レストランでは注文した料理が「全部おそろいか」と尋ねられます。日本語は一体どうなってしまったのでしょうか。

 英語教育をいつから始めるのが良いかと世間ではよく議論されていますが、わたくしは現行維持が良いと考えています。わたくしが通っていたのは幼稚園から短大まである学校でした。小学2年生から週に1度英語の授業がありました。でも中学1年の1学期が過ぎる頃には、小学生の時から英語の授業を受けていたわたくしたちと中学に入ってからの方々の差はなくなりました。小学校の週1の授業というものはその程度のものです。小学校の授業内容が軽くなってきている今、大して役に立たない英語の授業を増やす必要はないと思います。大人になってからでも外国語は話せるようになります。
 幼い時から英語を学ばせるよりも、日常会話に不必要な外来語を増やさないようにする方が、英語の伸びが良くなるのではないでしょうか。おそらく「カッコイイ」からという理由でしょうけれど、英語の言葉がカタカナにされて日本語に取り入れられています。正しい意味で用いられていればそれほど害はないのでしょうけれど、誤った意味で使われているのも見かけます。例をあげてみましょう。求人広告に応募する時の「エントリー」、これは誤りです。entryには応募という意味はありますが、これは懸賞やなんとか大会に応募する時に使う言葉で、求人に応募する時はapplication、動詞ならapply forです。大学生が就職活動でこの言葉を使っているのを初めて聞いた時は情けなくなりました。「レシピ」というのは本来料理やお菓子の分量と作り方をさす言葉で、手工芸品の作り方には使いません。「モラル」の元はmoralですが、同じ音でmoraleがあります。もちろん意味は違います。初めてmoraleという言葉に出合った時、日本語の「モラル」だと誤解するのは極めて簡単です。
 日本語で外来語として使っているから、おまけに同じ音の英語の言葉があるから、英語を使うときに同じ意味として使ってしまいます。だから意味が通じない。あやしいカタカナ語がなければ、正しい英語が覚えやすくなると思います。

 話が脱線してしまいましたけれど、この本すべてが旧仮名遣いで書かれています。旧字も使われていますが、普通に読める本です。ぜひご一読ください。
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by chloe_patricia | 2008-02-19 18:50 | 読書

2008年 第七土曜日

 週一での更新を心に誓って始めたブログですが、今のところ順調です。初めて一ヶ月半、ご覧いただいている皆様ありがとうございます。
 前回お話しておりましたカーテンですが、仕事が少々立て込んでおりまして進行状況は滞っております。明日の第七日曜日の完成は無理。もう少しかかりそうです。コンピューターのディスプレイを見つめてキーをたたく仕事ですので、仕事が忙しくなると手も目も疲れますので、趣味の手芸は一時中断します。こういう仕事をしていると趣味はテニスとか、水泳とかの方が健康的で良いのでしょうけれど、私は読書と手芸が好き。好きなんですもの、仕方ありませんよね。
 実は作りかけのものが結構溜まっています。でも色々見ると作りたくなるの、わかっていただけますよね。カーテンと椅子カバーの他に、以前ご紹介した日本刺繍(これは完成しました)の端に、布が余っているからもったいないと繍い始めた椿。編みかけの鈎針編みのバッグ、そして今度は縮緬細工の菊の巾着が作りたいのです。でも着実に仕上げてから次のものを作ると決めたので、まずカーテン、次に椅子、そして刺繍、糸入れの箱、それから巾着です。できたものから順次ご紹介しますね。
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by chloe_patricia | 2008-02-16 18:05 | ひとりごと

2008年 第七火曜日

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 この2点はゆびぬきではなく指輪です。ご依頼主様が幅を細くしないで、ゆびぬき幅の指輪をご希望のため、一見して指輪とは見えないものが出来上がりました。
 指輪にしては幅が広いため、特に厚みを出さないように土台も薄めで、また中綿も真綿を巻かずにドミット芯というのでしょうか、綿の薄手キルト芯をほんの少し引っ張り目に伸ばして使いました。中央があまり膨らまずに、期待どおりに出来上がりました。
 短時間に簡単にできるため最近ゆびぬきばかり作っていますが(ご注文をいただいたということもありますが)、しばらくゆびぬきはお休み。カーテンを縫うつもりです。カーテンができたら次はクッションと私のPCデスクで使っているストッケのバランスチェア用にクッション付きカバーを作るつもりです。カーテンは布をはぐ以外はすべて手縫いですから、なかなか時間がかかりそう。でも縁の始末はミシンをかけるよりずっときれいにできますから、手をかけただけの仕上がりになります。自分で決めた仕上がり予定日は次の日曜日。はたして第七日曜日にカーテン仕上がりのご報告ができるでしょうか。
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by chloe_patricia | 2008-02-12 00:55 | ゆびぬき

2008年 第六日曜日

週に1冊か2冊のペースで本を読みますが、新しい本だけでなく、時々前に読んだものを読み返したりもします。
最近の読み返しはAnita Diamant の"The Red Tent"。これは旧約聖書の創世記の終わりの方を舞台にした小説です。
「アブラハムの息子のイサクの息子のヤコブののディナ」が主人公。普通「ヤコブの息子のヨゼフ」ですよね。聖書にはほとんど登場しない「娘のディナ」を主人公としたところが大変斬新に感じられましたし、旧約聖書のスピンオフのような印象で楽しんで読めました。ただ旧約聖書になじみのない方にとってはどうなのでしょう。
この作品は1998年に発表されたそうですから今からちょうど10年前ですね。私が初めて読んだのは確か2002年か2003年のはずでしたから、それでも5年以上も前です。日本語訳が出ているかどうかわかりませんが、よろしければ一度読んでみられませんか。
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by chloe_patricia | 2008-02-10 19:21 | 読書

2008年 第六木曜日

ゆびぬきの作り方で指輪を作って欲しいとのご依頼を受けたと先週お話しましたが、
ようやく完成品ができました。
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ゆびぬきとの違いをお見せしたくて、指輪とゆびぬきを一緒に写しました。
斜めに糸を2本クロスさせているのですが、模様のマス目は指輪の幅に合わせて小さく
できても糸は細くなりませんから、やはり出来上がりの印象が違います。
幅を変えるのは本当に難しいです。特に出来上がりのゆびぬきをご覧になって、これを指輪にとおっしゃるわけですから、完成品のイメージがゆびぬきで出来上がっているわけでしょう。本当に難しい。
さて、左側は参考品のゆびぬきですが、いったいどうして指輪が2つもあるのでしょうか。試作品ではありません。2つともご注文のお品です。正確にいうと3つ注文を受けました。同じ模様のサイズ違い。色違いもできると申し上げましたが、3つともこのピンクと茶色でよいとの事。
お友達にあげるとおっしゃっていますが、秘密結社でしょうか。
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by chloe_patricia | 2008-02-07 15:35 | ゆびぬき

2008年 第六火曜日

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Alice MedrichさんのCookies and Browniesのチョコレートデカダンスというクッキーを焼きました。この方はルノートルで勉強をなさった方ですが、アメリカ市場向けにご本では材料をカップで表記されています。私の怪しい換算率でグラムに直しました。大変チョコレートが多いクッキーです。ご本ではくるみを使っていらっしゃいますが、今回はブランデーに漬けておいたアメリカンチェリー(2年もの)を刻んで入れました。

d0143662_1936869.jpgこの写真はどう見ても溶けたチョコレートにしか見えませんが、出来上がりの生地です。感触も溶けたチョコレートそっくりで、始末に困るやわらかさです。これをアルミホイルで筒型にして冷蔵庫で固めて、切って、焼きます。

外はカサカサとした感じなのですが中はしっとりブラウニー風という、なんとも言えない、デカダンスなクッキーです。私のどんぶり勘定では全体の3分の2がチョコレートというチョコレートが主役のお菓子なので、ちょっとはりこんでヴァローナのチョコレートを使いました。日本のバレンタインデーの在り方には私は賛同できないのですが、チョコレートを大量に消費する言い訳には絶好です。
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by chloe_patricia | 2008-02-05 19:51 | チョコレート