人気ブログランキング | 話題のタグを見る

お針箱まわり
by chloe_patricia
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31


2008年 第四十火曜日 カーテン 12

 昨日でカーテンの作り方は終わりのはずだったのですが、もう一日お付き合いください。プリーツのたたみ方を読み返したのですが、あれでお分かりになりましたか。でき上がりのカーテンの写真ですが、ご参考までに掲載しますね。
2008年 第四十火曜日 カーテン 12_d0143662_10543015.jpg
 すでに3つ襞にプリーツを形成しているのですが、プリーツになる部分の根元にミシンをかけるとこうなります。かなり布が重なっていますので、針が曲ったり折れたりしますのでご注意ください。
2008年 第四十火曜日 カーテン 12_d0143662_10562233.jpg
 3つ襞にたたんだところです。プリーツ分で3つの山を作り谷の部分を縫い留めます。谷底ぎりぎりのところを縫うようにしてください。慣れないと難しいですけれど、底の部分を縫い留めないと、綺麗に仕上がりません。
2008年 第四十火曜日 カーテン 12_d0143662_10583456.jpg
 3つ襞の下の部分は山の部分を縫います。芯の入っている部分だけでなく、カーテンのすその方向に向かって同じ様に3つ襞プリーツをたたむようにしてから山の部分を縫ってください。この山の縫い留めがカーテンのプリーツがまっすぐ下に落ちるかどうかを左右します。慎重に。
 採寸の時に少しふれましたが、縦ストライプの同じところでプリーツをたたむ時は、特別に計算しないといけないとお話しました。今までご紹介した作り方はでき上がり幅の1.5倍分をプリーツにたたむというやり方ですから、プリーツと模様の出方は出たとこ勝負です。ですから特定の模様のところでプリーツをたたむ場合は逆に模様の大きさから必要な布幅を計算してください。ただし1つのプリーツは14センチから15センチ前後、間隔は9センチから10センチ前後というルールは守ってくださいね。
 もう一つ、わたくしの作り方は最後にいくつプリーツができるかがわかるという作り方です。ですからお手持ちのフックやランナーの数よりも最終的にプリーツの方が多いということになる場合もあります。特に今まで既製品をお使いの場合、足りなくなると思います。お手持ちのフックとランナーの数に合わせてプリーツをたたむ事も可能ですが、そうなると14~15センチと9~10センチというルール通りにできなくなります。見た目の問題もあるのですが、プリーツ部分をあまり大きく取ると3つ襞の山の高さも高くなるので、ペルメットやカーテンボックスをお使いの場合、支障が出ます。フックやランナーはそれほどお高いものでもありませんので、できればプリーツの数に合わせて必要な分を追加購入されることをお奨めします。
 これでわたくしの「皆様にカーテン作りを広めるプロジェクト」は一応終了です。ご質問などございましたら、いつでもコメント欄からお問い合わせください。
by chloe_patricia | 2008-09-30 11:14 | 布を使った室内装飾
<< 2008年 第四十水曜日 2008年 第三十九月曜日 カ... >>